■国際レスキューシステム研究機構(IRS)の概要
国際レスキューシステム研究機構(International Rescue System Institute)は、先端技術による災害対応の高度化と、その普及をはかることを目的として設立された、研究者を中心とした産官学民による組織です。いろいろな人材や組織、機関の力を結集し、その協力によって、安全で安心して暮らせる社会の実現に貢献することを目的としています。
■文部科学省「大都市大震災軽減化特別プロジェクト」
大都市大震災軽減化特別プロジェクト(大大特プロジェクト)」とは、首都圏や京阪神などの大都市圏において、阪神・淡路大震災級の被害をもたらす大地震が発生した際の人的・物的被害を大幅に軽減することを目的とし、地震防災対策に関する科学的・技術的基盤を確立するために、文部科学省が立ち上げた研究プロジェクトです。IRSはその中の「災害対応戦略研究」において、コア組織としてプロジェクト全体のとりまとめを行っています。
救助活動の大変困難な大規模災害において、混乱の中でも情報を集約・判断し、災害の状況に応じて最適な救助を行うことを目的とした、ロボット、インテリジェントセンサ、携帯端末、ヒューマンインタフェースなどの研究開発を行っています。これらにより、能動的かつインテリジェントに情報を収集し、ネットワークで情報の伝達・集約・要約等を行い、人間の緊急災害対応活動(人命救助など)や意思決定支援に役立つことを目的としてシステムや要素技術を研究開発していきます。
■神戸ラボラトリー
神戸ラボラトリーは、NPO国際レスキューシステム研究機構の関西の拠点として、平成14年9月25日にオープンしました。
神戸市の人工島ポートアイランドの南端近くに建つ神戸キメックセンタービルに位置しています。西日本の拠点として、神戸大学、京都大学、大阪大学などの大学・高専、研究所、関連企業などが中心となって研究活動を行っています。ロボットの運動や機能を多数のカメラやセンサにより同時計測できるテストフィールドを有しています